デジタルサイネージのメリットの一つに、情報更新が楽というものがあります。紙であれば貼り替えなければいけないようなときでも、データの更新だけで済ませることが可能です。あまりメリット感じないかもしれませんが、人件費と考えると大きな違いがあることがわかります。例えば午前と午後で伝えたい内容が異なる場合、貼り替え作業は2回になります。
それに10分かかるとして20分が必要となる計算です。1ヶ月では600分、1年で7、200分が必要になります。つまり120時間を情報の変更にかけていることになります。季節ごとに内容を切り替えるような場合は、さらに時間がかかるでしょう。
それだけの人件費が知らないうちに消費されていることになります。デジタルサイネージを使えば、データの更新は1分もかからないため年間でも数時間ですませることが可能です。これよりも情報の更新が多い場合は、デジタルサイネージにしなければ無駄が多くなってしまいます。貼り替えの手間を考えて、情報を切り替えないと宣伝効果は得られなくなってしまいます。
少しでも効果的に広告を行って、売上の向上を考えるなら導入を検討した方が良いでしょう。導入にはコストが掛かりますが、年間120時間の人件費と比較して考えればわかりやすいでしょう。単純な比較ではなく、デジタルサイネージによってより多くの情報が提供できることを考えると、さらに差が大きくなる可能性も考えられます。